南相馬市の概要

現在の南相馬市は、平成18年1月1日、旧小高町、旧鹿島町、旧原町市の1市2町が合併して誕生しました。
 南相馬市の位置は、福島県浜通りの北部で太平洋に面し、面積は398.58平方kmです。東京からの距離は292kmで、いわき市と宮城県仙台市のほぼ中間にあります。

1100年続く神事
「相馬野馬追」

一千有余年の昔、相馬氏の祖といわれている平将門が下総国(千葉県北西部)に野馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが始まりと伝えられています。

現在では、毎年7月末の土曜日・日曜日・月曜日、甲冑に身を固めた500余騎の騎馬武者が腰に太刀、背に旗指物をつけて行列する豪華絢爛で勇壮な戦国絵巻を繰り広げます。

山川海揃った
自然に恵まれる

南相馬市では山川海それぞれの資源に恵まれ、住民に地域の特産というと逆に答えられないくらい、多種多様な農作物が育つ地域です。サーフィンの世界大会が行われるなど、海水浴場や川遊びなどもレジャーとして楽しまれていました。

震災をきっかけに状況は一変

課題先進地域と
呼ばれる地域に

2011年に起こった東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故に伴う人口および産業への打撃により、一気に課題先進地域と呼ばれるようになりました。

特に小高区を中心とする旧警戒区域においては、2018年5月現在、帰還率20%、半数が高齢者の状況となっています。

人口だけではなく産業も復興道半ば

人口動態をみると、震災前後で生産年齢人口が顕著に急減しています。農業漁業の一次産業も再開は十分に進んでいません。

南相馬市で描かれる未来は?​

では、課題といっても、具体的に南相馬市はどこに向かって、何を課題に捉えているのでしょうか?人口を元に戻せば復興?産業がありさえすればそれが地域の幸せ?そんなに簡単に言ってしまえるものではありません。

「理想の状態」に対しての不十分な状態を「課題」とするなら、南相馬市がどんな地域になっていこうとしているのか、何を理想的な地域としているのかを示すことで、課題がはっきりしてくると思っています。

南相馬市はもともと3つの自治体が合併して生まれた自治体なこともあり、いまでも旧自治体の経済圏・文化圏を今も引き継いでいます。また、福島の1自治体とはいえ約6万人の人口を抱えており、この規模の中で包括的かつ具体的なメッセージをだすことがなかなか難しい部分もあります。

包括的な話と具体性のある話を両方しってもらうためにも、南相馬市や市長が具体的な指針として出しているメッセージと、まちの中で活動しまちを変えていこうというプレイヤーの考えのそれぞれを紹介しています。

市や市長が描く未来

地域内のプレイヤーが描く未来

課題に直面した地域だからこそ
できるチャレンジがあります。

地方が直面しうる課題に先駆けて直面している地域だからこそ、この地域の課題に取り組む重要性を感じて足を運び、かかわってくださる方もたくさん生まれています。20,30年先を見据えたときに、この地域でおきている問題に他の地域も突き当る可能性が高いと考えられています。今ここで先駆けて解決モデルを構築してくことで日本のこれからの社会課題に対応できるからです。

また、震災の危機に直面したからこそ、自分らしい生き方をするため、毎日を有意義に暮らすための取り組みが生まれている地域でもあります。

あなたもぜひこの「誰も経験したことがない課題」に取り組む地域で、一緒に取り組み、力を発揮してください。