阿佐ヶ谷美術専門学校視覚デザインコースの小林チエ先生と田中助手、学生4名は鹿島区にある農家カヤノキファームの広報冊子作製の取材をするため南相馬を訪れました。カヤノキファームは震災以降、6次産業化に力を入れている農家です。南相馬市と東京都杉並区が交流都市であることがきっかけとなり、デザインコースの授業の一環としてカヤノキファームの広報デザインプロジェクト(カヤノキファームプロジェクト)が始まりました。

「かやのきファームをとことん楽しむ本」をつくる

仲原さんの提案したガーデンハックベリーコンフィチュールをとことん楽しむ本

 今年、南相馬を訪れた学生のみなさんも、カヤノキファームを広報するというテーマでパッケージデザインや商品デザインなどの演習を行っていました。その中から、仲原さんの提案した「ガーデンハックルベリーコンフィチュールをとことん楽しむ本」の冊子のアイデアに、カヤノキファーム代表の只野さんが「カヤノキファームをとことん楽しむ本」として作ってほしいとリクエストがあったそうです。今回はその内容を詰めるために話を聞いたり、撮影を行うためカヤノキファームへ足を運びました。

 滞在中、ほとんどの時間をかやのきファームで過ごされたみなさん。どのように過ごされたのでしょうか。

個性的な野菜を収穫!定番のプチトマト、星型のきゅうり、食べられる鬼灯も・・・?!

 かやのきファームを訪れて初めに行ったのは野菜の収穫。代表の只野さんの指示のもと、次々と野菜を収穫したそうです。学生さんたちの感想は・・・??

定番商品のトマト「プチぷよ」糖度が高く、甘い

「トマトを収穫したら、はいじゃあ次きゅうり、はい、こっち!はい、次!という感じでどんどん収穫しました。見たことのない個性的な野菜がたくさんありました。もぎたての野菜を食べたらすごく美味しかった・・・トマトのヘタまで食べたりしたんですよ~」

「かやのきファームの定番商品のプチトマト『プチぷよ』がとっても美味しくて感動しました。『デコきゅう』という名前のきゅうりは星型で可愛かったです。」

手前にあるのは食べられる鬼灯

「初めて鬼灯も食べました。皮をむいて、中の身を食べるんです。甘かった~。」

獲れたて野菜を調理して、みんなでいただきます

収穫した野菜をソースにしてのせたり、トッピングしたりしてピザに

 収穫後、取材のために只野さんのおうちに行くと、さっき獲ったばかりの野菜でつくったピザをご用意してくださっていたそう。なんと贅沢・・・お料理を食べながら聞いた只野さんのお話がすごくおもしろかったようです。内容は、これから冊子を通して、仲原さんが伝えてくれる予定なのでお楽しみに。

写真右側に座っているのが只野さんご夫婦。とてもエネルギッシュな方だそうです。

夜はお試しハウスでわいわい

 収穫したお野菜をつかって自分たちで料理をする予定だったみたいですが、かやのきファームでお腹がいっぱいになったみなさん。お試しハウスでは、お菓子やお茶などを飲みながらのんびりお菓子パーティをしてくださったようです。普段は各々離れた場所に住んでいて、夜、誰かの家に集まるようなこともないので新鮮で楽しかった!と嬉しい感想をいただきました。6名滞在でもゆったり使っていただけたようでよかったです。

 冊子の完成予定は11月ごろ。完成後はカヤノキファームだけでなく、道の駅や市役所、杉並区でも配布していただけるようです。素敵な発信を楽しみにしております!