アートを通じた被災地のストレスケアを
アートを通じた被災地のストレスケアを
女子美術大学ヒーリング表現領域研究室「OMODOC」のみなさま
2018年7月28日から30日と、9月8日から9日まで、女子美術大学ヒーリング表現領域研究室「OMODOC」(オモドック)の皆様がお試しハウスを活用して南相馬市に来訪してくださいました。
「常磐線キャラクターづくりのワークショップ」にて、地元の原町高校の高校生と一緒に共同で作品づくりと、
主に子どもたちを対象にした「のぞき箱をつくろう」という箱型の万華鏡を制作するワークショップを行って下さいました。
女子美大の山崎稔先生と、学生さんたち
ワークショップの風景
活動の狙い
今回来訪された皆様が活動する「OMODOC」は、アートによる被災地の子供支援プロジェクトだそうです。
東日本大震災により被災した避難生活を強いられているこどもや大人のストレスをアート活動を通してケアする、つまり元気づけることを目的に結成されました。
チーム名である「OMODOC」は、後ろから読んでCODOMO(こども)という意味です。
OMODOCさんのFacebookページより引用
2011年6月より発足し、活動を続けられてきたそう。
南相馬市とは、災害協定都市である杉並区との関係からご縁を頂いており、数年前から定期的に南相馬市を訪れ、ワークショップ開催などの活動を行ってくださっています。
※女子美術大学は杉並区に所在しています
今後の南相馬の展開
アートをテーマに地域に新しい風を
今年は「海神の芸術祭」という南相馬市初の芸術祭が実施されたこともあり、アートに関しての注目が集まってきているように感じています。
震災から7年立ちましたが、なかなか住民や地域が新しい道筋を見つけられずにいるように思います。「アート」という新しい見方を提供してくれたり、心を豊かにしてくれるものがこの地域に新しい風を吹き込んでくれるのではと感じています。
また、今回来訪していただいた学生さんのうちの1名が、卒業制作を南相馬市を舞台に行いたいと申し出てくださり、11月3日に小高産業技術高校の「コマフェス」に合わせて、アートを通じたストレスケアをテーマとしたワークショップを開催する予定です。
お試しハウスを管理しています私達で、こちらの開催サポートをさせていただいています。
あなたもアートで南相馬にかかわってみませんか?
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